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STORY:

万城目学の傑作小説を華麗にコミカライズ!
滋賀県・琵琶湖周辺を舞台に不思議な力(何に使えるのかは、さっぱり…)を持つ少年・日出涼介の珍スクールライフを描きます。
のほほん&しゅららぼんな毎日を一緒にお楽しみ下さい!

試し読み!

偉大なる、しゅららぼん

作:万城目学 画:関口太郎
連載終了:2012年VOL.9〜2014年2月号

 

作者プロフィール

万城目学:まきめまなぶ
76年大阪府生まれ。京都大学法学部卒。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。その後発表する長編作品はいずれも文学賞ノミネート、映像化等により、常に話題を呼ぶ。11年初夏には『プリンセス・トヨトミ』が映画化される。他の小説に『鹿男あをによし』『ホルモー六景』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』、エッセイ集に『ザ・万歩計』『ザ・万遊記』がある。

関口 太郎:せきぐち たろう
1970年6月22日 和歌山県生まれ。血液型はO型。1989年12月の『ヤングマガジン海賊版』でデビュー。代表作に「帝王」(原作:倉科遼/小学館刊)などがある。趣味は写真。

 

琵琶湖(びわこ)―――言わずと知れた日本一の湖である

ここに千年以上も前から住み

琵琶湖のご神水をいただくことにより

不思議な「力」をさずけられた湖の民がいる

日出(ひので)一族―――

彼らは他人(ひと)の心に入り込み

精神を自由に操れる この力を使い 富と権力を手に入れた

登場人物

日出家

日出涼介(ひのでりょうすけ)
日出家の末裔の一人。「力」を持って生まれたため、修行をしながら高校時代を過ごすべく、琵琶湖の西側=湖西を離れ、湖東の「石走(いわばしり)」にある本家にやってくる。
ごく、フツーの一般庶民。「力」の事を嫌っている。
日出淡十郎(ひのでたんじゅうろう)
本家の長男=後継者。高1にして、既に「城主」の風格を備える、ナチュラルボーン殿様。涼介と同学年、同クラス。赤色が好き。禁句は「○ブ」。涼介の事を「共」の者と認める。
藤宮涛子(ふじのみやとうこ)
通称・パタ子さん。結婚をして姓が変わっているが、日出家一族。涼介のサポート役をする事になる。当然、彼女も「能力」を持っている。
日出清子(ひのできよこ)
通称「グレート・清子」、淡十郎の姉。能力が強すぎるため、白い馬を乗りまわして(城に)ひきこもっている…らしい。まだ謎の多い人物。

棗家

棗 広海(なつめひろみ)
日出家と古くから反目し合う、もう一つの「能力」を持つ家系、棗家の跡継ぎ。クールでイケメンの「モテ」担当。
棗 潮音(なつめしおね)
ハっとするような色白黒髪の美少女で、涼介も一目で惚れ込む。実は広海の妹とは知らず…。

その他

速瀬絵美里(はやせえみり)
長身のアスリート体型の美術部員。実は校長の娘。その人柄と絵に触れ、淡十郎がまさかの…初恋におちる事に!?
 

 

ここに注目!

代々、莫大な力を持つ日出家の本家は、ホンモノの「城」!
「能力」は「水」、そして「琵琶湖」と関係している?