青楼オペラ【120話】のネタバレや感想をご紹介致します!
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【120話】 | 【119話】 |
青楼オペラ【120話】のネタバレ
だから覚えていたい。二度と会えない日が来ても、この思いでだけで生きていけるように。潤んだ瞳も、かたい腕の中も、熱い声も、ひとつ残らず刻み付けたい。今宵感じるすべて。
茜はそう覚悟しながら惣右助に抱かれていました。
「大丸であつらえた絹張りの五つ重ねの布団の上でと思っていたのに。」
惣右助は豪華な夜具を準備できなかったことに後悔を漏らします。
「そんな夜具、突き出した姉さん方しか使いんせん。」
「まぁそうだな。そんなもんにお前を寝かさずにすんだってことだな。」
茜が客の相手をせずにすんでいたことに惣右助は安堵します。
なんでこんな世界に入ってきたんだ。
入るのは簡単だけど出るのは難しい世界なんだと説教をする惣右助の腰を触る茜。
「なんだよ!急に!」
赤面する惣右助。
「ここに三日月の形の痣がござんした。」
両親を殺した男の腰に痣があったことを告白する茜。
「おい、初めて聞くぞ。」惣右助は驚きます。
誰にも話していないことだと言う茜。
その痣を見るためにこの世界に入ったと話します。
両親の仇である男を見つけ出すにはそれしか手がなかったと。
「バカかお前!」
惣右助はそれを聞いて怒鳴ります。
江戸中の男を相手にする気だったのかと怒る惣右助。
「おかげで、ぬしと今こうしていんすのに…」
すねたように言う茜。
「やはり夢だな、極上の。」「覚めた後が残酷だ。」
惣右助は茜を強く抱きしめまた身体を重ねます。
刻み付けたい。互いのからだに。生涯消えない傷跡のように。
青楼オペラ【120話】の感想
せっかく想いが通じて一つになれたのに切ないです(´;ω;`)
惣右助も茜が両親のことをどれだけ愛していたかわかっているから引き留めることもできないんですよね。
だからって愛する人が江戸中の男と枕を交わすなんて、普通に考えたら耐えられないはず。
ましてや相手も同じ気持ちだって痛いほどわかり合った後ですからね。
茜にはもちろん両親の仇はとってほしいけど、惣右助の愛も大事にしてほしいです。
本当に今夜が2人にとって最後の夜になってしまうのか。
両親の仇は無事見つけることができるのか。
今後もますます目が離せない展開が続きそうです♪
まとめ
青楼オペラ【120話】のネタバレや感想をご紹介しました!
いかがでしたでしょうか?